キャスト・アウェイ
って映画は何度も繰り返し観る程好きな映画です。
運送会社の飛行機が荷物を載せたまま海に墜落。
運よく生き残った主人公(トムハンクス)が無人島で4年もの間一人で生き抜いて・・
いかだを作って島を脱出し無事に救助される話です。
日本のバラエティ番組「アイ・アム・冒険少年」の脱出島であばれる君が面白くやってるのも好きですが・・・
キャスト・アウェイは別もんの面白さですし、何度観ても色々と考えさせられる名作です。
映画に出てくる懐中時計とバレーボールはどちらも「もの」です。
いくらでも代わりの「もの」なんかあります。
でも単なる「もの」ではありません。
時計は奥さんにクリスマスの時にもらったもの。
蓋を開けると自分が撮った妻の写真が入っています。
激しく揺れる飛行機の中で落としてしまった時。
シートベルトを外して這いつくばって拾いに行った時計です。
無人島に居る間も、無人島から脱出してからも、元奥さんに返す時にも・・
ずっとずっと特別な想いのこもった時計です。
バレーボールはずっと物言わぬ友達として彼を支えてるので、海で離れ離れになってしまうシーンは想い出しただけで泣けてきます。
「もの」ではありますが想いがあるかないかで大違いです。
運送会社さんはいろいろな「もの」を預かっては届ける仕事。
クリーニング屋はいろいろな「服」を預かっては綺麗にしてお返しする仕事。
扱うのは「もの」ですが・・
単なる「もの」ではなく様々な「想い」があるって事を凄く実感しています。
他人からしてみればどうってことないけど本人にとっては特別なもの。
特に染み抜きに関してはそういったものが多いですよ。
なので・・
「着たい」(期待)にお応え出来る様・・
こころしてメンテナンスさせて頂こうと思います。
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