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アークテリクス ベータARジャケット ストームフード と アークテリスク ベータパンツのはっ水加工のBefore&after





アークテリクス ベータARジャケット ストームフード と アークテリスク ベータパンツのはっ水加工のBefore&after


生地に水を落とすと水玉にはなるので、この状態であってもはっ水は効いてると思う人もいると思います。


ただ強い雨の中、長い時間自転車走行すれば確かに濡れてしまうでしょう。


濡れても十分乾燥すれば、また水は弾くようになって、弱い雨で短時間なら濡れないかもしれません。


とは言え


アークですし


ゴアテックスですし


仮に土砂降りの雨の中に何時間いたって、生地の表面は水玉が転がり続け、中に着てる服は濡れる事なく、蒸れずに快適であるのが理想ですよね。


3か月前の購入で既に30回弱洗ってるそうなんです。


もうゴアテックス洗いの達人レベルだと思いましたね。


素晴らしい。


ただ悩んでる事があって、それがはっ水の効き目だそうです。


なのでご依頼ははっ水加工です。


今日のBefore&afterは全部はっ水加工の映像です。



ゴアテックスは洗えるけど洗わない


洗いたくない服の代表みたいなものですよ。


しかも今日の事例の上下は上代15万です。


かなり高額なので、大事に長く着たいでしょうし、機能性を損なうのも嫌ですよね。


特に耐水性に関しては防風性とかよりわかりやすいです。


はっ水は見て確認出来ますからね。


仮に


毎日着たとして・・


90日で30回洗ったって事は3日着たら洗う感じですね。


アイテムによってとか


着る環境によって適切な洗濯の頻度ってのは違うと思うんですよ。


肌着


タオル


ソックス


とか


ピロ―ケース


パジャマ


シーツ


とか


頻繁に洗うでしょ。


でも


ゴアテックスのハードシェルジャケットやパンツって


アウトドアでレジャーを快適に楽しめるようにと。機能性の高い行動着な訳です。


とは言え


オシャレだから


カッコいいから



普段から着ても全然OKなんですよね。


だから


雨に強い服だけど雨の日に着ないなんて人もね、特に「買ったばかり」の頃っていると思いますよ。


ましてや・・


3か月で30回も洗うだなんて・・


なんで?


って思う人も多いと思います。


正直、僕もそう思ってしまいました。


どうしてそんな沢山洗う必要があったのか?


お伺いしてみたところ・・


どうしたら綺麗に洗えるかを模索していたらそんな回数になってしまったとの事。


うわ~~~


もうクリーニング屋ですね。


と言うか・・・


クリーニング屋だって、毎日同じような作業をしてるだけで


いかにきれいに洗えるか?


を意識しなくなてってる人もいるかもしれませんので・・


そんな人に聞かせたいですよ。


何度か着てる服。


何度か洗ってる。


姿カタチは同じでも、もう生地の状態は新品と同じじゃないです。


だからもううちで撥水加工させて頂いても新品と同じような「効き」と「持ち」にはならないです。


お客様が感じてるように、はっ水性が低下してる事を私も確認しました。


新品の時は生地の状態も均一ですから、どこに水をかけても同じ様に反応します。


しかし、着れば


そして、洗えば


生地の状態にも場所によって差が出ます。


その差は見て確認出来ません。


次第に出来るようになる場合もありますが依頼品のお預かりの状態ではまだ出来ません。


でも、水をかけてみると


ここははっ水が効いてる。


ここははっ水が効いてない。


って事になっております。



例えば


ベータパンツの膝から裾にかけては全く不満のない撥水性であると感じました。


生地の状態の差は、はっ水の効きの差だけでなく、持ちの差にもなります。


服の場所によってはっ水の効きも持ちも違うって事をお伝え致しました。


最もはっ水が効いてない部分にあわせてはっ水加工液を調合し濃度を調整しながら何度か施工を繰り返しましたが・・


やはりジャケットの前身頃に関しては他の場所と比べれば効きが弱く感じます。


ただ


Before&afterで比較すればよくはなっています。


その他の部分は良い感じに効いてくれてると思います。


とにかく、はっ水性を最重視して着るって方もいるはずですが・・


上下15万のアークを選ぶかどうか。


高額であるが故、機能性はもちろんトップレベルに高いです。


ただ


それ以外の魅力もないとなかなか買えない値段ですよね。

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