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ステンカラーコートの黄ばみの原因と予防策 長期収納中の黄ばみ その他の収納中のトラブル 減らす方法 ラルフローレン ステンカラーコート 




アイテム ステンカラーコート

素材 綿00%

気になるところ 染み 黄ばみ


収納中に出来た不可解な黄ばみ


肩から袖にかけて広範囲に出来た黄ばみ


殆ど着ていないとの事なので生地の状態は良好です。


いつだっていい状態で着る事が出来る。


誰だってそう思って洋服を収納してるはず。


しかし


依頼品は黄ばみが酷くて着る事が出来なくなってしまいました。


どうしてでだと思いますか? 


長く収納してる服って収納中にどんどん状態が悪化します。


今回は黄ばみのBefore&afterですが・・


カビとか虫食いとか部分的なシミとか


色んなトラブルが収納中に起こります。


ちょっとしか着ていないから・・


汚れやシミも見当たらないから・・


洗わずに収納してる服ってあるんじゃない?


汗や皮脂や埃や排ガスなど・・


着用に伴うシミや汚れ


「見えない」けど・・付いてるよ。


「見えない」は「きれい」じゃないのよ。


だから・・


収納するなら洗った方がいいの。


着てから洗うまでの期間が長くなれば・・


シミが見えてきたり黄ばみが発生することがあります。


そうなってしまうと普通に洗っても取れないです。


依頼品は汗や皮脂が付きやすい箇所だけではない部分も広範囲に黄ばんでいます。


肩山から袖が特に目だつ。


これは・・


日光や蛍光灯の光に当たることで変色したのかもしれないですね。


常には光を遮断していたとしても、クローゼットや洋服ダンスの扉の開け閉めの際に入った僅かな光が原因で露出してる部分の肩や袖に黄ばみが出てしまったのではないでしょうか。


それから


防虫剤や除湿剤なんかを使用する方も多いと思いますが・・


それらから発生する化学物質。


これも、もしかしたら黄ばむ原因の一つかもしれないです。


ただ防虫剤や除湿剤に、衣類の色や風合いを損なう成分が含まれているのであれば・・


そんなの、誰も使わないです。


どんなに防虫効果や除湿効果が高くても売れないです。


ただし・・


普通に使ってる分には全然大丈夫ですが・・


これらの成分が何十年単位で「超」長期的に衣類に染み込むとなると・・


黄ばみや変色の原因となるかもしれません。


ちょっと想い出しててみてください。


頻繁に着る服。


定期的に着る服。


って・・おおむね状態は良好で収納中のトラブルの発生率は低いですよね。


やっぱりいくら洋服の収納場所に相応しい環境だと思っていても長く放置はよくないんですよ。


黄ばみや害虫やカビの対策で最も効果的なのは


長く収納したままにしない。って事です。


つまり


沢山着る。


そして


洗う。


なんですよ。


キレイな状態で保管すればいいんです。


いや、私は洗っていても黄ばみます


って人は


洗ってはいるけど・・きれいに洗えてないのかもしれません。


仮にそうだとしても・・


長く収納したままにしないなら大丈夫なんじゃないでしょうか。


頻繁に着て


頻繁に洗う


って事は・・・


もうカンの良い方はおわかりですね?


洋服の数がおおいに関係します。


そうなんです。



持ちすぎな人が多いですよね。


沢山持ってて、どれも大事なのわかります。


ただ


出番の多い服っていつも同じだったりしますよね?


そんな出番の多い服は常に清潔を保ちたいから洗う訳ですよ。


洗うってめちゃくちゃ大事なんです。


衣類カバーを使用して


直射日光が当たらない場所に保管して


定期的に風通しををする


そして


防虫剤


除湿剤


洋服カバー


を使う


よりも・・・・


洋服を良い状態で保つ方法


それは


着用しましょう。


そして


洗いましょう。


沢山着て、もうそろそろ飽きてきたかも・・


って時にはまた新たに着たい服と出会えます。


今って・・


ポリウレタンに代表されるような素材の特性的に長持ちしない洋服も増えています。


こんな長持ちしない素材を部分使いしやがって。


メイン素材は長持ちでもここがこれなら数年でダメになる!


って鬼の首をとった様に目くじらを立てる人がいてもいいですが・・


長持ちする素材の服が


オシャレかどうか


着たいかとうかは


別です。


服の素材が長持ちする事を最重視して服を選ぶ人にオシャレな人はいないんじゃないかな?


ファッションに正解はないし、何を着てもOKですが、より多くの人からオシャレだと思われてる人がそれを意識してないですよ。


なぜならファッションシーンをリードするブランドさんも、それを素敵に着こなすインフルエンサーさんも・・


長持ち素材や短期寿命素材を全く重視していないからです。


そんなこと言うとSDGSをわかってない的な事を言われそうですが・・・


洋服のトレンドは変化し続けるのです。


今、オシャレだって思う服。


今のジブンが着たいって思う服。


それが常に変化するんです。


変化したら・・


着る事は出来るけど・・着たくなくなるんです。


別のものがよくなるんです。


だったら、いくら長持ちする素材でも箪笥の肥やしとなり状態は悪化するばかり。


服を大事に長く着るのも全く否定しないけど・・


あまり服を買わないで気に入ってる服を沢山着ると収納中のトラブルは激減しますよ。


長持ちって視点では悪者扱いのポリウレタン製品だって3年以上着る事が出来ます。


3年しか着られないのか?


って思う人は買わなければいいし


3年も着られる


って思う人は言われなくも買います。


人ぞれぞれですよ。


ただ素材の特性が長持ちしないってことを知らずに買った。


知ってたら買わなかった。


って怒ってる人がいますが・・


実際に長持ちしたからと言って頻繁に着ていたかどうかなんてわからないです。


ただ・・


長持ちする素材であれば・・・


今日の事例のラルフローレンのコートの様に、何十年の時を経て「また着たい」ってなっても復元出来ます。


着たいってタイミングはいつ訪れるかわかりません。着たいタイミングで着られないような黄ばみがあれば・・


僕にお任せ下さい。


何十年も前に収納を開始した時と同じ状態。


黄ばみのない状態に戻します。

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