飲食業は実際にお客様がいらっしゃる状態でないと商売が成り立ちません。
満席状態であれば席に付くまで待ち時間が発生します。
誰かが食べ終わるのを待つわけです。
会計が済んでも席を片付けるのが遅くて席に案内されるのも遅い。
やっと席に付いてからも注文を取りに来るのも遅い。
周りをチラ見してみると、自分より先に注文済みの大勢の人にまだ料理が届いていない。
自分以外の人の配膳が全部終わってからでなければ自分は食べる事が出来ない。
席に付くまでから配膳されるまで。
全ての「待ち」時間が長い。
だれしも経験があるのではないでしょうか。
性格にもよりますが・・・
並ぶのが嫌。
待つのが嫌。
飲食店だけでなく
レジの行列も嫌だし、車の渋滞も嫌。
もっと言えば
見通しの良い田舎道で前に誰も走っていないのに制限速度40kmにやや満たない速度で走ってる車だってすごく嫌。
せっかち
とか
急いてはことを仕損じる
とか
イライラした状態で急ぐとろくな事がない
そんな事は百も承知だけど・・・
遅いってとても嫌な人がいるはずです。
そんな人にとって
自分のパートナー(家族や恋人や同僚や友達など)
一緒に過ごしたり、一緒の事をする際に自分のスピードの感覚と違うとイライラしてしまうでしょう。
相手が障がい者とか子供とか高齢者であれば話は別ですが・・・
おっせー
って思うのはストレスです。
さて・・・
飲食店と違いクリーニング業は預かってしまえばいつだって仕事が出来ます。
これは冬物だからゆっくりでいいですよ。
今年の11月までかかってもいいわ。
なんてお気遣いくださるお客様がいらっしゃいます。
クリーニングに出したことのすっきり感。
引き取ったらまた片付ける必要がありますからそれが面倒だと感じると先延ばししたくなるかもしれません。
それに・・・
急ぐと雑になったりミスしてしまう可能性が高そうだけど・・
ゆっくりならきっと丁寧にやってくれてミスもなく品質も高い。
なんて都合よく解釈してしまうのではないでしょうか。
納期が長いのは「放置」されてるだけです。
けして特別丁寧にやってくれてるわけではありません。
放置はろくな事がないというのが私の持論です。
まずお客様が何を依頼したか忘れてしまう。
依頼したものも忘れてしまうのなら、依頼品のBeforeの状態も忘れてしまう。
もうすでに依頼する時点で着なくなってから時間がかなり経過してるから着てるときに感じては気になる点を忘れてるかもしれません。
お預かりから納品まで
時間が短ければ短い程、トラブルが少ないと私は思っています。
でも実は
放置の悪い影響が最も出てしまうのは洋服のコンディションです。
今日の事例は黄ばみです。
原因は汗や皮脂が酸化したから黄ばんだのですが・・・
着る頻度とか着る場所とか収納の仕方とか
より意識してほしいのが
着てから洗うまでの時間です。
もう着ない
そう思ったらすぐにクリーニングに出す習慣の方と
どうせ着ないし
そのうちでいいや
とそのまま放置する習慣の方。
同じ汗や皮脂が付いた服であれば明らかに放置した方が黄ばむことは誰だってわかりますよね。
ってことは・・・
クリーニング店でも預かってから洗うまで放置が良いわけありません。
今日の事例は大成功です。
黄ばみ系は得意ですから、びっくりするほど綺麗になりますから。
染み抜きは成功報酬制ですから。
是非お問い合わせ下さい。
Comments