家の洗濯を思い浮かべてください。
ぜんぶまとめてですよね?
衣類の洗浄は・・
温度(水温)
濃度(洗剤)
時間(洗浄とすすぎ)
機械力
等
を変える事で仕上がりに差が出ます。
着たら(使ったら)洗うもの
ベースウェアとかタオルとか寝具とか
目で見てわかるシミや汚れなんかなくても、一定の時間着用したら洗うでしょ。
清潔で綺麗な状態にしたいでしょ。
この洗浄方法(洗濯の仕方)がいつもの自分の家の洗浄力
ここでは
「いつもの洗濯」
と言うようにします。
そんないつもの洗濯で洗う物の中にはに・・
下着やパジャマやタオルやソックス以外の服もある訳です。
なかには・・目で見てわかるシミや汚れがある服もあるかもしれません。
だけど・・
そんなのお構いなしで一緒にまとめ洗いしますよね。
ただ洗っただけ
「いつもの洗濯」
をしただけ。
それでシミが取れた経験ありますよね?
それはラッキーですよ。
「いつもの洗濯」でOKだったわけですから。
手間は何も増えてません。
でも
シミは薄くなったけど落ちてないって事もありますよね。
シミや汚れだけじゃないですよ。
しわ
こんなしわくちゃになるん?
これじゃ着られないかも?
もしくは・・
縮んだ
伸びた
等の型崩れ
はサイズ感やシルエットにも影響します。
風合いもそうですね。
「いつもの洗濯」
じゃダメだった経験ございませんか?
ダメにならないように・・
洗濯の仕方を変えなければならない服があるんですよ。
その服にとって
そのシミを取りたいなら
いつもの洗濯は相応しくないわけですね。
いつも以外の洗濯をする事って手間が増えるって事。
手間が増えるのは・・
そう
面倒です。
だから何の根拠もないけど・・
大丈夫だといいな。
シミも取れたらいいな。
「ラッキー」
を期待して手間なんかかけずに」「いつもの洗濯」をするわけです。
それを否定してるわけではありませんよ。
だって自分の服なんだから何をしても自由だし・・
どうなっても自己責任ですよ。
じゃそれを
クリーニング屋がお客様の服でやったら?
誰しも「あかんやろ」「だめでしょ」「やめてくれ」「最悪」「もう頼まない」
ですよね?
そうなると・・
一点一点その服の状態や素材やお客様の要望にあわせて洗浄力を調整しなければなりません。
そうなると・・
まとめ洗いから仕分け洗い
場合によっては単品洗い
っですよ。
想像してみてください。
普段の家の洗濯は1回で済むのに・・
2回
3回
手洗いをあわせれば4回5回
と手間がかかる。
うわ~
やりたくねぇ
って思いますよね?
それ!!
クリーニング屋も同じですから。
特に定額制のクリーニング店は生産性を均一にしないと定額制が成り立ちませんもの。
家庭でのまとめ洗いや定額制のクリーニング店さんのまとめ洗いを否定してるのではありません。
それでいいの!って人が沢山いますから。
時間かかるの嫌だ。
お金かかるの嫌だ。
って気持ちはすごくよくわかります。
なので
選んでください。
これは大事
大事大事大事
って服だけは・・
ちゃんとプロが見極めて相応しい洗いをしてくれる店(人)に依頼してください。
お客様の大事な衣類のメンテナンス係がいるといないでは大違いですよ。
そんな手間のかかる作業をする洗濯係の一人に私も入れて頂ければとてもうれしいです。
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