プリンターのインクのシミが薄くはなってるけどまだ着られる状態ではない theory



お直しに関する仕事をなさってる方には共通した認識かと思うのですが・・


パーツ交換とか出来ない場合は


完全に元通りには出来なくても・・


使えない状態


から


使える状態


にするのがとても大事かと思います。


染み抜きも同じでして・・


出来れば


完全に元通りにしたいです。


出来るものも沢山あります。


しかし


それが出来ない場合も御座いますからね。


今日の染み抜きの事例で言うと・・


地色の変化ですね。


最初から私が染み抜きをしていたら・・


どうなっていたかなんてわからないですし、他店さんを悪く言うつもりなんか一切ございません。


濃いシミが薄くなると同時に地色も変化している状態での入荷でした。


白だからと言って地色が変化しない訳ではありません。


色やグロスは何色であっても変化します。


染み抜きをしてるとどんどんシミが薄くなっていきますが・・


同時に地色が保てないって思った瞬間。


こんなにシミが薄くなってるんだから完全にシミを消したい。


だからもっともっキツイ染み抜きを続けたい。


って思う気持ちが一気に変わります。


もはやこれまでか・・


そんな感じで他店さんは納品したんだと思うのです。


しかし


確かに薄くはなったけど、これでは着る事が出来ない。


って事で染み抜きをさせて頂きました。


大変時間のかかる染み抜きでしたが何とか着られる状態に出来ました。


どんなシミも


特殊な薬を一滴垂らすと、すーっとシミが消えてくれるのであればめちゃくちゃ楽なんですけどね。


洗濯も手間仕事な訳ですが・・


染み抜きはもっともっと手間のかかる仕事です。


でもお客様のお役に立てて何よりうれしいです。