top of page

ボアコートの縮み直し 表地を伸ばせないならウラ地を短くするしかない。




TOUJOUR/トゥジューのボアコート

水洗いによる縮み、裏地のだぶつき。しわ、風合いの変化を改善してほしいとご依頼頂きましたが・・

お役に立てませんでした。

表地とウラ地の収縮率の差でオモテウラのサイズがあわなくなった事が原因でウラ地がはみ出してる訳です。

ボアはフェルト化してゴワゴワ。ウラ地はシワが酷く、特にポケットの袋なんかはぐちゃぐちゃです。

ウラ地はシワを伸ばす事が出来るのでシワが伸びた分だけで結構大きくなります。

ただ表はウラ地程大きくなりません。

だから、ウラ地のだぶつきは減るどころか増えてしまいます。

ごめんなさい。これはもう何をやってもダメです。

袖と裾部分のウラ地の縫製を解いてウラ地をカットするか内側に折り込むかして縫製をし直しましょう。

裾のダメージだってそれで隠れてくれますね。

表のボアのフェルト化した風合いはもう直せないけど、サイズ感とシルエットに許諾出来るのであれば・・

ウラ地がはみ出さないだけで今よりはずっと着やすくなると思います。

やっぱ洗濯絵表示に従った方がいいですよ。

とは言え

やってしまったものは仕方ないですからね。

縮んだものってもう元には戻りません。

でもかなりマシになるものが沢山御座いますので、諦めずにご相談ください。

コメント


bottom of page