一つ一つのシミは小さいけど数が沢山あります。
これが全て同じ日に同じ原因で出来たシミであれば・・
そして、全て同じ素材と色に付いたのであれば・・
そして、シミが付いてから何もしていないのであれば・・
洗浄や染み抜きの反応も同じです。
通常のメンテナンスとして行う丸洗いのみで全てのシミが取れるのが一番簡単です。
その丸洗いの方法が洗濯絵表示に記載されてる方法であればリスクも低いです。
今日の事例は古着でお求めになったワンピースです。
この用尺はかなりのもので撮影台からはみ出しています。
前身頃と後ろ身頃の無地の部分と両脇のチェック柄の部分は素材が異なります。
無地の部分には沢山のシミがあります。
これはお客様も認識してるシミです。
素材は綿55%とポリエステル45%
チェック柄には1か所シミがあります。
これはお客様が認識していないと思います。
素材はポリエステル65%とレーヨン35%
丸洗いは
ドライクリーニング
も
ウェットクリーング
も
家庭洗濯も出来ます。
ドライクリーニングとウェットクリーニングはクリーニング店の為でして・・
家で洗えるかどうかを判断するのに必要ではありません。
それがちょっと紛らわしいですよね。
先日、界面活性剤入りのキッチン洗剤を10滴ってレシピでスプレーを作る機会があったんです。
よほどのこだわりや理由がなければ・・
いや、普通にどこにでも売ってるキッチン洗剤を選べば界面活性剤は入っていますよ。
界面活性剤なんて言葉知ってました?
知らなくていいんです。
知りたい人は検索すればすぐわかります。
でもわざわざ界面活性剤入りのなんて言われたら
戸惑いますでしょ。
それから入れる量の10滴って・・
目薬じゃないんだからさ。
台所用の洗剤を一滴一滴正確に出すのって大変ですよ。
皆さん適当に出して使ってるでしょ。
適当な量が適量な訳です。
普段何も意識しないで使ってる台所用の洗剤。
それの言い方をより正確なものに指定して、使用量もシビアに10滴なんていわれたら、めんどくさ!ってなりますよ。
めんどくさい
って楽しくないの
やりたくないの
やるならしかたなくなの
染み抜き
今日の事例は数が多いの。
10か所以上ありますよ
これね
絶対に気になりますよね。
僕は仕事なので必要であれば一か所一か所全部部分染み抜きしますよ。
丸洗いだってね、必要であれば一度だけでなく二度三度します。
しかも、ドライクリーニングだけでなくウェットもやります。
お客様はそんな面倒な事しないでいいの。
とりあえず洗ってみるで落ちないならプロに任せて欲しい
しかも・・
この生地面積で洗って皺になったらプレスなんかもう無理ってのが普通でしょ。
仕上げのプレスも含めてお任せ頂ければまた気持ちよく着て頂けるようにしてお返しします。
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