わかんねぇ
できねぇ
難しい
ちょっと
Youtube見るわ
って事が頻繁にありますよ。
ただ
そんなつもりでこの動画を再生してしまった方はもうこの先なんの役にも立ちません。
何とか自分でインクのシミを取りたいんじゃ!
って方は他にそれっぽい内容の動画がいくらでもあると思いますのでそちらを参考になさってください。
結論から言えば
タイトルにある通りです。
染み抜きに関しての素人さんが家庭で自分で取れる可能性のあるインクのシミは、ペン先が露出していたのに気づかずに洋服に書いちゃった様な薄いライン状のシミで、
尚且つ、家で水洗い可能な丈夫な生地で、色落ちしないアイテムだけです。
今日の事例は
家で水洗い可能な丈夫な生地ですし、タッターソールのチェック柄の色落ちもしないです。
ただ
インクはライン状ではなく塊です。
お預かりの状態は既にお客様が染み抜きにトライなさった後です。
滲んてますよね
ここでやめて当店に依頼くださったのが正解です。
これは会社の事務服(制服)
これがもし私服だったら、多分自分でもっとトライしたかもしれません。
そうなんです。
ダメ
とか
無理
とか
言われても
自分の服だから何をしても自由です。
結果が悪くても自己責任です。
付いたばかりのインクのシミなら、最初に何をやっても反応して動きます。
滲んで広がって薄くなります。
お!
これはイケるんじゃない?
って思う訳です。
何をするかと言うと
もっと沢山
もっと強く
こするんです
もしくは
揉むんです。
もしくは
要らなくなった歯ブラシなんかでたたくんです。
すると
もっと薄くなります。
だからもっとやりたくなる。
もう夢中になってやり続ける。
でも
もう薄くなったところで反応は止まります。
もはや
ここまでか・・
って思う人もいれば
漂白剤を使う方もいます。
人によっては漂白剤が先って人もいるかもしれません。
でも
やっぱり落ちない。
でも
素人がここまで薄く出来たんだから
もうシミの6割ぐらい取れてるから
あとの4割はプロがやればかんたんでしょ?
だって
のこり4割だもの。
10割じゃないから、簡単で安いでしょ?
って思うかもしれませんが・・
実はそれ違います。
タラレバ言っても仕方ないけど
何もしないか
今日の事例の様に少しだけやって止めた方が楽です。
プロのインクの染み抜き。
グイグイ擦らないですよ。
他店さんの作業内容は知る由もないけど・・
多分、同じだと思うんです。
染み抜きの値段聞いて諦める
ってのはお客様の判断ですが、何もしないですぐ依頼の方が
成功率が高く
リスクが低く
料金も安いです。
もうYouTube見てありとあらゆる事をやってダメだった
って場合は
大抵生地が脆化して傷んでいたり毛羽だっていたり、色やグロスも変わっていたりするんで・・
落とせたシミも落とせなくなりますのでご注意ください。
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