昨今のカナダグースの価格高騰も凄いですね。
しかし
どんなに高くても売れ続けてるんですよ。
着てる人を大勢見かけますよ。
ブランドの知名度も抜群だし・・
あの左腕のカナダグースのディスクロゴに惹かれていつかは買うって思ってる人や中古市場で探してる人も大勢いるのではないでしょうか。
優先順位の1位がファッション性って方は圧倒的に男性より女性が多いと思います。
どんなにコスパが良くても機能性が高くても全身ワークマンでお出かけ出来る女性はほぼいないと思います。
それは若い女性に限った話ではなく、何歳になっても同じだと思うのです。
でも男性は全身ワークマンで全然OKって人いると思います。
優先順位がファッション性じゃないなら・・
色んな用途でワークマンは最高ですからね。
何を優先するかで選ぶものが変ります。
以前、カナダグースの入荷は男性ばかりでした。
オシャレなダウンよりワーク系でした。
腕にペン挿しがあったり、背面上部にグラブストラップがあったり。
セレクトショップで取り扱い始めた頃が海外のサイズしかなくて普段Lを着てる人がXSでOKな感じだったのでシルエットも野暮ったかったですが・・
今はその面影はなく・・
オシャレダウンの仲間入りです。
当店に入荷するカナダグースもかなりレディースが増えました。
大流行するかどうかは女性が好んで着るかどうかにかかっています。
男性が着てたのを女性も着る様になって流行るパターンもあればその逆もあります。
ファッション性重視とは言え・・
ダウンウェアですから防寒性も大事です。
だからと言って着ぶくれするようなシルエットじゃダメだしね。
私は仕事柄メンテナンス性を意識してしまうのですがカナダグースはゴアテックス系の高機能なダウンよりは扱いやすいです。
難点と言えばエイジングによる白けですね。
男性と女性ではかなり差があるのですが・・
男性は古くなる事をカッコいいと思っている人が多いです。
傷や擦れや色褪せやシワ等
自分が愛着した事で生じた自然な変化。
使用感を「味」と捉え、その変化を好んで受け入れる事が出来ます。
ワーク系やアメカジ系やアウトドア系は大体そんな感じのものが多いです。
ジーンズ
革ジャン
ブーツ
新品じゃなくて古い方がかっこいい。
加工してある新品じゃなくて自分が着たことで変化したものは特にカッコいい。
そんな感情が全く理解できないのが女性です。
買った時の状態がずっと続くことを望んでいます。
エイジングは嫌です。
断然アンチエイジングが好きです。
僕は男で服好きのクリーニング屋のおっさんですが・・
その両方の気持ちがわかります。
カナダグースのエイジングは白けです。
これはもう避ける事が出来ないです。
誰が着ても
誰が洗っても
同じようになります。
表地が化繊100%でハイグロスのダウンが流行っていた時期は過ぎ去り・・
今はピカピカしてないマットなダウンが主流です。
カナダグースの場合、素材に綿が混紡されてるので、ボタンやファスナーのアタリが出て白けます。
また縫い目にも白けが出ます。
スレの多い部分ですね。
着用してもクリーニングしても摩擦をゼロにする事が出来ないのでこの素材の特性としてエイジングは受け入れて頂くしかないと思います。
USEDは部分的に白けてるのが普通だと思いますし、新品を大事に着ていてもいつしかこんな風になるはずです。
シミや汚れであれば染み抜きとか洗浄で改善するけど・・
地色の白けは改善しないのでご理解下さい。
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