蛍光剤の配合された洗剤を使用した事により、蛍光剤が付着したところに色むらが出来ています。
これは本当に厄介でして・・・
除去するのもかなり大変です。
白無地ベースのTシャツ。
ヘビーオンス(厚手)のオーバーサイズです。
両サイドにはナイロン素材でポケットが貼り付けられています。
そのポケットの色はブラウンです。
その他
ブランドのタグが袖に付いています。
胸にブラウンの刺繍が入っています。
白無地以外の色と綿以外の素材が含まれてる服です。
綺麗にしよう
そう思って洗濯した訳です。
蛍光剤が入ってるかどうか?
蛍光剤の入った洗剤が使えるかどうか?
そんな事はノーマーク。
そもそも
蛍光剤ってなに?
ぐらいの感じではないでしょうか。
もう最悪な結果ですよね。
元々の色は生成りです。
蛍光剤が付いた部分は明らかに不自然な白です。
これは蛍光剤で染まってしまったからです。
白さが蘇る
のは
蛍光剤で染める事で目にも鮮やかな白さに染める。
そんな認識で使ってる人は少ないでしょう。
綺麗に洗いあがって白くなる
って思ってるはずです。
最近、この蛍光剤のトラブルのご相談がとても増えています。
また着たいからこそ、洗うわけで・・
洗ったら着られなくなってしまうわけで・・
その後、蛍光剤の入ってない洗剤で洗いなおしても取れない・・・
ぶっちゃけ・・・
黄ばみを取る方がずっと楽です。
目視で
いろんな光の中で
見てもわからない。
でも
ブラックライト(UVライト)をあてると
今回の事例も蛍光剤が付いた色むらが残っています。
前回の蛍光剤の除去の事例でも同じぐらい残ってます。
何とか完全に取りたいと思ってるのですが・・・
生成りの色も損なう訳にはいきませんし、ポケットの色も保たなければなりません。
Before&after
明らかに差があってよくなっていますのでこれで納品させて頂きました。
蛍光剤。
上手に使えばとても良いんですけどね。
生成りの服やパステルカラー等の淡い色の服は要注意です。
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