今日の事例はスラックスです。
素材は羊毛とモヘヤの混紡。
洗濯絵表示はドライクリーニングオンリー。
染みは・・
①軟膏(お薬)の染み
②インクの染み
③食べこぼし?の染み
お預かりの際にお客様と相互確認した際には・・
全体処理でキレイにならない場合、部分的な染み抜きをする説明をさせて頂きまた。
なのでお見積もりには部分的な染み抜き代も含まれています。
別途染み抜き代を加算する可能性のある作業の場合。
代金は後払いです。
お見積もりした金額より高くなる事は御座いませんが・・・
お安くなる事があるからと言うのが第一の理由。
もう一つの理由が成功報酬制だからです。
染みが付いてから1週間経過していて、自分で染み抜きをしてみたり他店に依頼したりはしえいないとの事。
前処理をしてからドライクリーニングをしたところ・・・
全部の染みが消えてくれました。
もう部分的な染み抜きをする必要がありません。
なので・・・
頂くお代はクリーニング代のみです。
こうしたラッキーな事が多いのが油染みです。
ぢおらい家庭で水洗い出来ないと判断したアイテムをクリーニグに出す事が多いと思いますが・・・
家庭で水洗いしにくいものはクリーニング店も同じです。
だからクリーニング店ではドライクリーニングをします。
このドライクリーニングと言う全体処理は家庭では出来ないものです。
いくら洗濯機のコースを選んでも、洗剤を選んでも、ネットに入れても、手洗いしても・・・
それは水洗いです。
ドライクリーニングは水の代わりに石油系の有機溶剤を使います。
ドライクリーニングの良さとして、水洗いすると縮んだり型崩れしたりシワになったりする物がドライだとしないって事だけでなく・・・
油性の汚れに対しての洗浄料力が極めて高い点もございます。
だから、今回の様な油性の染みの場合。
部分的な染み抜きをしなくてもキレイになるんですね。
家で水洗いしていても、丸洗いしたら染みが全部取れた!
ラッキ~って事があるでしょう。
それと同じです。
ただ染みが取れやすいような前処理はしています。
部分的な染み抜きはしていないので今回は染み抜き代は不要になり、クリーニグ代だけ頂く事になります。
こんなラッキーな事が多くなる秘訣は・・・
染みが付いたらすぐに何もしないで依頼するって事だと思います。
動画でも詳しくお話ししていますので是非ご覧下さい。
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