襟の黄ばみがものすごく酷いパイル地のジャケットです。
ビックリする程綺麗になったので、そのBefore&afterの事例を紹介します。
襟の黄ばみ
身に覚えありますか?
こんな風に酷く黄ばんでしまったらどうします?
汗ってついたばかりだとシミになっていませんよね。
汗で濡れたとしても乾いたら色の段差が出来てないですよね。
見えないだけで、汗は付いてるんですよ。
それは自分でもわかってるんです。
でも
見えないから大丈夫。
って思ってしまう訳です。
ここで洗うかどうか
ここで洗ってくれれば黄ばみは発生しない可能性が高いです。
しかし
放置してしまうんですよね。
特に家庭で洗えない
もしくは洗いたくない
そんな服はそのままにしちゃう。
"見えないから大丈夫、見えないからきれい
そんな風に良いように捉えていませんか?
でも、それが間違いな訳です。
正しくは
見えないけど洗わないと黄ばむ
なんですよ。
じゃ、実際に黄ばんでしまったらどうする?
そりゃ洗いますよね。
ただし黄ばんでしまうと
"洗濯絵表示に書いてあるような優しいメンテナンスでは、この酸化した黄ばみを改善するのは難しいことがおおいにあります。
自分で洗っても綺麗にならないし
クリーニングに出しても綺麗にならない。
結果
もう着られない。
でも
捨てる事も出来ない。
そんな状態で何年も収納してたジャケットですよ。
当店の染み抜きを見つけて下さりありがとうございます。
ご依頼頂いた際の心境はダメ元だったんじゃないですかね。
もうトライさえしてくれないと思っていたかもしれません。
もう何をしてもダメなんか?
お金出せば作業をしてくれて何とかまた着られる様になるん?
このジャケットは後者です。
希望の光ががんがん差し込んで眩しいくらいです。
ただ一般的なクリーニング代と比較すればお高い費用がかかる。
でも、それは成功報酬制でBefore&afterに変換なしならご請求はなし。
だったら・・
って事でご決断頂きました。
キレイになったジャケットはまるで新品に蘇ったみたいです。
と言うのは襟だけでなく全体が黄ばんで発色性が悪くなっていたのも改善したからです。
また着る事が出来る。
捨てないでよかった。
依頼してよかった。
素晴らしい結果となりました。
染み抜きに限った話ではありませんが
時に専門家の助けが本当に重要なんです。
高額な費用がかかることもあるかもしれませんが、その価値があるかどうかの判断基準は人ぞれぞれです。
衣類は布と糸とボタンで出来てるかもしれませんが、お客様にとって特別なものが沢山あります。
それが着たいのに着られないのではあれば、それを改善するのが私の役目です。
再発防止のアドバイスはいつも同じです。
こまめに洗ってください。
汗がついたら放置しないでください。
できるだけ早く洗濯してください。
汗に含まれる成分が酸化して見えるシミになる前に対処することが大切です。
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