水洗いしてしまったことで縮んで型崩れしてしまったニット製品の修正のご相談はとても多いです。
水洗いNGだけど、何ともなく洗えたことがある!
って成功体験があったりするとなんだってイケる気がしちゃいますね。
でも実際はダメだったわけですよ。
同じような洗濯絵表示で水洗いNGなのに大丈夫なものとそうでないものがあるってのは事実です。
実に紛らわしいですよね。
上手くいったのはたまたまです。
その素材であれば大丈夫でしょうね。
って感じですよ。
上手くいかなかったのは・・
その素材であれば当然です。
って感じです。
やってしまったものは仕方ない。
過去に戻ることは出来ないから、今出来る最善の行動として
なんとか元に戻したい。と検索してご相談を頂く訳です。
Before&after
変化はします。
数値的には大きくなります。
しかし
元通りには戻りません。
それで良ければ
是非拝見させてください。
確かに元通りじゃないけど、このぐらいなら着る事が出来る。
なのか
確かにマシにはなったけど、このぐらいじゃまだ着られない
なのか
どちらにしてもお代はかかります。
そうなんです。
縮み直しは成功報酬制の染み抜きと違って作業報酬制です。
完全に元通りに戻せるのであれば洗濯絵表示にバツはつかないです。
家庭で水洗い出来ないものはクリーニング店も同じ。
だからドライクリーニングをするんですが、どうしても水洗いが必要な事もあります。
然るべき理由があって、止む無く水洗いをしなければならない場合も多々ございます。
でも私がやるのであれば一か八かではなく、リスクを減らす手間をかけます。
一時的にそうなっても修正しやすいような工夫をします。
お客様にも水洗いする際に生じてしまう可能性のあるリスクをご説明し許諾して頂いてからの作業になります。
クリーニングに出したくない
その気持ちはわかります。
じゃ洗わずに着るのもNG。
だからといって何でもかんでもホームクリーニングはクリーニング代がもったいないと思う以上にもったいないことになりかねません。
大事な服は洗濯絵表示に従ってください。
大事でもないって思って水洗いして、失敗したらやっぱ大事な服だったって気が付いた。
そんな時はご相談下さい。
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