アークテリクスのベータLTです。
色の段差を見てください。
オモテからよりも裏地からの方が色の段差が明確です。
色の段差は誰もがシミって認識し取りたいと思います。
平置きではなく袖口を持って覗いてみるとシミだと思って気になってた部分だけが透けています。
これは・・・
外から何かが付いて出来た色の段差じゃなく内部要因で出来た色の段差です。
最初は何かしたら外からシミが付いたのかもしれません。
そのシミが繊維内の接着樹脂やコーティングに反応して出来たようにも見えますし・・・
元々あった小さなシミを取ろうとして部分的に何か染み抜きをなさった事で出来たしまった様にも見えます。
外部要因で出来た色の段差がシミや汚れです。
シミや汚れであれば染み抜きや洗浄で変化するのですが・・
内部要因による色の段差であればもうそれはシミじゃないです。
何をしても変化しません。
ゴアテックスは特殊な薄いフィルム(膜)です。
機能性の高い素材ですが、ゴアテックスフィルムだけで製品化出来ないのでその他の生地で張り合わせしてある構造の繊維構成になっています。
シミそのものや染み抜きに使用する薬剤は、コーティング膜やゴアテックスメンブレンの接着樹脂に影響を及ぼす事があります。
具体的には接着の剥離による生地浮き。
もしくは生地は浮いてないけど接着不良による透け。
もしくは表/裏地への接着樹脂の滲み出し。、
等です。
どれに該当しても色の段差が出来るのでシミの様に見えてしまいます。
ゴアテックスならではって感じなので覚えておいてください。
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