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ヴィンテージ古着の「絶望的な黄ばみ」を救う。プリントを傷めず白さを取り戻すプロの見極めと決断
はじめに:古着の汚れは「味」か、それとも「不潔」か 山形の武田クリーニング、店主の武田です。 本日ご紹介するのは、近年物の中古品ではなく、長い年月を経て今に伝わる**「本物のヴィンテージ古着」**。アイテムは白の半袖Tシャツです。 古着愛好家の方なら、少々のダメージや色あせを「味」として楽しむ心をお持ちでしょう。しかし、今回お預かりした一着には、その「味」の範疇を超えてしまった大きな問題がありました。 それが、全体を覆う激しい「酸化黄ばみ」です。 状態診断:プリントは無事だが、生地は限界に近い 前身頃には、アイコニックな黒の大きなプリント。折れ痕が白くなっている部分もありますが、これはヴィンテージらしい風格とも言えます。 問題は、プリントから上のエリア、特に デコルテから肩にかけての変色 です。 長年の汗や皮脂汚れが繊維の奥で酸化し、通常の洗濯では絶対に落ちない、重度の黄ばみへと変化していました。 この状態を放置すると、見た目が悪いだけでなく、生地の脆化(ぜいか:弱くなること)を早めてしまいます。かと言って、家庭用の漂白剤や、知識のないクリーニン

武田信一
1月5日読了時間: 3分
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