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【パタゴニア・ダスパーカ復活】2009年製ゴールデンパームの酸化臭と重度な黒ずみを「フルリセット・メンテナンス」で救う。
山形県天童市で「一点入魂」のメンテナンスを行っております、シミ抜き武田クリーニングです。 今回ご紹介するのは、パタゴニア(Patagonia)の伝説的な名作インサレーション、2009年製のダスパーカ「ゴールデンパーム」の修復事例です。 15年以上前のヴィンテージアイテムですが、その希少性ゆえに「また気持ちよく着たい」という切実な想いと共に、全国から多くのお問い合わせをいただくモデルでもあります。 お預かり時の深刻なコンディション お預かりした際、お写真は拝見しておりましたが、実物の状態は想像以上に「やりがいのある」ものでした。 蓄積された黒ずみ: 裾、袖口、襟元、フード周り。長年の着用で皮脂が層になり、生地本来の色が見えないほどの黒ずみが全体を覆っていました。 強烈な酸化臭: 最も深刻だったのがニオイです。中綿(プリマロフト)の繊維一本一本に酸化した脂が染み付いており、常温でもはっきりと分かるほどの異臭を放っていました。 パーツの劣化: 2009年製という歳月により、ポケットのプラスチックパーツは消失・欠損。洗浄の負荷でダメージが進むリスク

武田信一
4月22日読了時間: 3分


33年目の真実。1993年製パタゴニア「ダスパーカ・ブライトパープル」を蘇らせる。|幻の一着・初代モデル復元記
こんにちは、シミ抜き武田クリーニング 店長の武田信一です。 本日ご紹介するのは、まさに「伝説」と呼ぶにふさわしい一着。 1992年に誕生した「ダスパーカ」の翌年モデルであり、パタゴニアの歴史において「原点」にして「頂点」と称される、 1993年製・ブライトパープル です。 ■ 33年という「時間」と向き合う この一着は、オーナー様が当時、新品で購入されたものです。 それから33年。共に冬を越し、共に時を重ねてきた相棒。 現在、ヴィンテージ市場では目にする機会すら失われつつあり、相場すら存在しない「幻の至宝」となっています。しかし、オーナー様が見つめているのは市場価値ではありません。共に歩んだ33年という「時間」によって蓄積された汚れをリセットし、再びこの服と歩みたいという純粋な想いでした。 ■ 現場で突きつけられた「フェード」という現実 検品時にまず向き合ったのは、表地全体に進行した「フェード(色褪せ)」です。 内ポケットの地色と比較すれば、その差は歴然でした。 この「消せない歴史」を正確にお伝えし、どこまでが汚れで、どこからが変色なのかを見極め

武田信一
3月25日読了時間: 3分
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