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ラードぎっとぎとのラーメンスープの染みが付いたゴアテックスのスキーパンツの染み抜き



連日トップニュースで伝えられる新型肺炎ですが、今のところ大丈夫だからといって安心は出来ないです。


私の住んでいる山形県では、特に普段と変わった様子もなく・・・


大きな催しが中止とかの話も聞こえてこないです。


ただマスクは全部売り切れですし、様々な業界に影響を及ぼすことは確実だと思っています。


世界の経済現象は、一見無関係に見えてもいろいろなところでつながっています


例えば・・・


新たな感染者がクリーニング従事者だったら・・・


を想像します。


それは他県であってもクリーニング業界のイメージは一気に悪化します。


触らぬ神にたたりなし


とばかりにクリーニングに出さない様に心がける人がたくさんいるでしょう。


ただでさえいい話が聞こえてこない業界なのに大打撃になると思います。


数日前にネットで偶然見た記事にクリーニングの受付担当者の実話が紹介されていました。


それは吐しゃ物の付いた服はもってこないで!


と言うものです。


わかる~~~~


同業者は皆そう思っています。


他人にうつしてしまうような病気が原因で嘔吐したものが服に付いたのか・・


お酒で具合が悪くなっただけなのか・・


原因次第では受け付けるのか?


いや、お断りじゃないかな。


お客様もその辺はわかっていて・・


家で洗える服ならマスクして手袋して手洗いしてから洗濯機で洗うかもしれません。


そもそもクリーニングに出すなんて思わないですから。


隔離された病室に入院してる患者さんの肌着の洗濯。


クルーズ船に乗ってる3,000人以上の人の服の洗濯。


吐しゃ物が付いてしまったら捨てちゃうのでは?


塩素で漂白したら、別の意味でもう着られないと思いますし・・・


それ以外の服は内部ですべて処理していてクリーニングに出したりはしてないはず。(多分)


とにかく


まずは自分で


ってのが洋服のメンテナンスのど真ん中です。


今日の事例もそう。


まずは自分で洗ってみて取れなかったから確実に取ってくれるところに依頼。


このスタイルでクリーニング店を利用する人がどんどん増えると思いますし、そう確信してるからこそ当店は家庭洗濯の代行業的な考えは持っていません。


お客様が何のためにうちに依頼してくれたのか。


確実にシミを取ってほしいからですよね。


常に自分に言い聞かせてるのは、服と一緒にお客様の想いも預かってるって事です。


もう、どうでもいいとか、適当でいいよ


なんて服は入荷しなくなるんじゃないかな。


確かにプレッシャーもあるし、ナーバスになりますが・・


その方がやりがいもあります。


そしてなによりも綺麗になったときはめちゃくちゃうれしいです。


その気持ちをお客様と共有したいです。


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