top of page

収納中に出来たしみ カシミヤのセーター 染み抜き成功事例 Before&after



なんだろ?


目で見て


手で触って


鼻を近づけて嗅いで


シミの原因を予測する。


でも手触りもニオイも違和感なし。


だから見て判断出来るのは色ですよね。


そもそもシミは地色との色の段差ですからね。


真っ先にイメージするのは食べ物か飲み物。


つまり飲食に伴う染み。


食べこぼし。


なので・・


このシミの色から予測すると


珈琲


お醤油


じゃ実際にそれをちょっとだけ付けてみよう!


なんて人はいません。


わざとシミを付けるなんて出来ません。


小さいお子様とかご高齢の方ですと・・


飲食に伴うシミを付ける確率は高いとは思いますが・・


そうじゃない年齢の方はそうそう染みなんか付けないですよね。


特に高級素材だと認識して着てる服は高額商品だったりしますし・・


自然にシミを付けない様に気を付けますから更にシミを付ける確率は減ります。


でも、その服を着て飲食しない訳でなければ・・


飲食に伴うシミが付いてしまう可能性はゼロじゃないですよね。


でも


実際に珈琲や醤油をこぼしたら・・


すぐに気付くし


すぐに何かしらやるはず。


ティッシュで押さえるとか


少し濡らして拭くとか


所謂


染み抜き的なこと。


すぐにやればシミは変化しますよね。


なんかこぼしたけど、すぐ拭いたらシミにはならなかった


ラッキーって感じで洗わないでいると・・


収納中にこんな色のシミが見える様になってしまいます。


なんだかもうわからなくなっているんだけど、この辺にシミを付けてしまったんですよ。


って事ですぐに染み抜きの出来るクリーニング店に出すならなら・・


リスクも低く料金も安く、後でシミが出来てしまう確率も低い。


でも


時間が経過してちゃんと見える変色染みになってからだと


リスクも高く料金も高く成功率も低い。


おまけに生地の風合いや色にも影響が出てしまうかもしれません。


家で洗濯機に放り込んで全自動で気軽に洗えるアイテムであれば・・


そうなさるんでしょう。


でもこれは洗えないから、シミが見えないなら放置するわけです。


放置って認識ではないでしょうが、洗う必要を感じないんでしょうね。


珈琲や醤油は付いたばかりだとシミにならず、時間の経過と共に酸化して本来のコーヒーや


醤油の色になるわけではないですよ。


そもそも全く違うものがついていて・・


しばらくして見える様になるシミは大抵こんな色なんですよ。


実際、このセーターもこの目立つシミがなければ、まだ洗う気にならずにそのまま着続けて

しまうのではないでしょうか?


シミが落ちにくいならどんどん染み抜きを強くしないといけなくて・・


それがしやすい素材ばかりではありません。


染み抜きを強くする事は簡単。


でも


シミが変化すると同時にシミの周りの色も薄くなってしまう。


慌てて染み抜きを中止する。


シミが薄く残った状態でシミの周りが白くなる。


目玉焼きみたいになってしまうんですよ。


これはかえって悪目立ちしてしまいます。


染み抜きで大事なのはシミを取ることよりも悪い変化が起こる手前でその兆しに気付く事で

す。


カシミヤ100%って事を認識しないで着てる人はほぼいないでしょう。


洗濯絵表示的にも素材の特性的にも感情的にも水洗いは出来ない事も知ってるはず。


いい物を良い状態で長く着るのに必要な事はたったひとつ。


適切な頻度で良いメンテナンスをするのみです。


特殊な染み抜きが上手なところは定期的なメンテナンスも上手ですよ。


そんなお店を見つけておくと安心ですね。



bottom of page