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驚きの変化!ダウンコート汚れ復活ストーリー 手洗いでオシャレ着洗い用の洗剤じゃもう無理よ 

更新日:2023年5月12日




アイテム: ダウンコート

ブランド: エニシス

素材: 表地はポリエステル100%、中綿はポリエステル50%、ダウン40%、フェザー10%、裏地はポリエステル100%、フードに付く毛皮はフォックス


袖の黒ずみ汚れ、ポケット周りの黒ずみ汚れ、全体的な汚れ、そして部分的なシミがあります。


淡色なので黒ずみ汚れが目立ちますね。


自分の着てる服をしっかりと検品する人は意外に少ないです。


なので、自分の服なのに状態を把握していない事も珍しくありません。


何かをこぼしたら・・それは目立つ変化なのですぐ気付くけど。


このような黒ずみ汚れは徐々に悪化します、


目立つ変化がないって事は見落としがちです。


でもさすがにこのぐらいになれば嫌でも目に入るから気になりますよね。


染み抜きを依頼したいけど・・


不安が頭をよぎります。


染み抜き処理によって衣類が傷んだり、色が変わるのが心配。


そんなリスクを避けて洗わずに着続けることで汚れの状態はどんどん悪化します。


それから、ダウンのメンテナンス代は高いので、費用を節約したいと考えちゃう。


ペイペイの残高を見て・・今はちょっととかあるんじゃないでしょうか。


節約したいものって数多くありますが、クリーニング代も間違いなくその中に入っていると思います。


でも、さすがにもう洗わないと。


じゃどのクリーニング店に依頼すればいいんだろう?


自分の衣類を適切に扱ってくれるかどうかを疑問に不安に思うことってありませんか?


過去の悪い経験や、友人・知人からのネガティブな評価が影響することもおおいにありますからね。


こんな状態になるまで着続けてしまった後悔もありつつ


クリーニングに出してもきれいにならなかったらどうしよう?


過去のクリーニングの嫌な想いが蘇ります。


何とか自分で綺麗に洗えないかな?


と考えたりする人もいるでしょうね。


今やなんだってYouTubeがやり方を教えてくれますから。


クリーニングに出してもダメだから自分で。


なんとも情けない。


クリーニング屋として大いに恥じるべきことです。


自分でダメからプロに。


そのプロって誰よ?


洗濯絵表示では手洗い、ドライクリーニング、ウェットクリーニングがOKとなっており、液温は30℃以下、中性洗剤(オシャレ着洗い)使用と記載されています。


オシャレ着洗いの洗剤は多分全部中性です。


pHが7付近です。


一方、一般的な洗剤や弱アルカリ性の洗剤はpHが8以上で、アルカリ性です。


中性洗剤は、繊維に優しく作用し、色落ちや形崩れを防ぐ効果がありますが、アルカリ性の洗剤に比べて洗浄力が弱めです。


弱めだから、デリケートな素材や手洗いが推奨される衣類に対しても安心して使用できる訳です。


他にも、色落ちや色移りを防ぐ成分が含まれていることが多く、カラフルな衣類や染料が敏感な素材にも適しています。


そして、繊維を保護する成分が含まれているので、衣類の寿命が延び、風合いや形状が長持ちすることが期待できます。


漂白剤や蛍光剤も含まれていないから、デリケートな衣類に安心ですが・・


洗浄力が弱いため、しっかりと汚れを落とすのが難しいです。



しかも手洗いでしょ。


手洗いでオシャレ着洗い用の中性洗剤を使用するって事は・・


洗濯機洗いやアルカリ性の洗剤を使うより汚れ落ちは悪いです。


つまり頑固な汚れやシミに対して十分な効果が得られないってことです。


気は優しくて力持ち。


みたいに


衣類に優しくて頑固な汚れも取りたい。


となると・・


僕の出番です。


洗濯絵表示に従わずに、洗浄力を重視したアルカリ性の洗剤を使って洗濯機の機械力をフルに使って洗う。


オシャレ着洗いの洗剤のメリットを思い出して下さい。


防げることが沢山ありましたよね。


色落ちや色移りによる色やグロスの変化。


繊維が劣化する事による風合いの変化。


縮みや型崩れなどの形状変化。


また、手洗いじゃなく機械力をかける事によって、縫製のほつれや装飾が損傷するリスクも高まります。


いくら綺麗になったとしても、衣類の見た目や機能が損なわれたのでは元も子もありません。


衣類に悪影響を与えるリスクを絶対に避けるのではあれば、どんなに汚れが酷い場合でも、洗濯絵表示に従い、適切な洗い方を行うしかないのか?


キレイな状態に戻したいのに!


はい。


何度も言いますが僕の出番です。


プロのクリーニング屋として、成果ベースで染み抜きをさせて頂いております。


このアプローチは、一定のリスクを伴うものです。


でもやらなきゃきれいにならないんです。


衣類に与える影響を最小限に抑えつつ、効果的な染み抜きを実現するために、どこまでが適切な範囲かを見極めることが非常に重要です。


それさえ出来れ何一つ望ましくない変化が生じる事無く見違える様に綺麗になります。


お客様の不安はゼロにはならないかと思いますが・・


動画で事例を見て・・


少し安心して


沢山期待して当店に大事な衣類をお任せいただけるよう事例を公開し続けています。


染み抜きの過程でのリスクを最小限に抑える方法を常に研究し、適切な判断を行うことでお客様の大切な衣類を綺麗にし、またその品質や寿命を維持するために、最善の努力を惜しまないことをお約束いたします。


フォックスの毛皮もメンテナンスさせていただきました。毛皮にはシミや汚れが見えないかもしれませんが、定期的にプロのメンテナンスを依頼すると風合いがよくなる事がわかって頂けると思います。


セットで使うものは一緒にメンテナンス致しましょう。


ご覧いただきありがとうございました。次回もお楽しみに!


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