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theory パンツ ビールの染み しみ抜きビフォーアフター 麻 ストレッチ素材

更新日:2023年5月31日




まずは・・シワですね。


麻だってすぐわかりましたが・・


膝が凄く型崩れしていたのでストレッチする素材が混紡されてると思いました。


なんかtheoryっぽいぞ。


やっぱり!


ブランドはtheory。


なんとなくわかっちゃいましたね。


theoryらしい素材。


theoryらしい色。


な~~んて事はわからないですよ。


そんなことまでわかるぐらい詳しくはないです。


でも、こちらのお客様からお預かりしそうなブランドって事でtheoryが真っ先に浮かびました。


大変人気のブランドでオシャレな人が着る服ですよ。


色味やシルエット。


素材感。


けしてお安くはありませんが、価格相応の良さがおおいにあると思います。


ただtheoryに限った話ではありませんが、オシャレな服程、お高いブランド程、高級素材程・・


良い状態を保つにはコストがかかります。


家で自分でメンテナンスするのが難しい服ばかりだと思います。


そして大事なのが誰にメンテナンスをしてもらうかです。


家で洗えない


じゃ


クリーニングに。


どこでもいい訳ではありません。


近くて安い店を探すのはとてもかんたん。


でも


良いメンテナンスが希望であれば、そう簡単ではないかもしれません。


でも・・


自分の好きな服。


好きなブランドを安心して依頼出来るお店があるって人はもう任せて安心ですよね。


複数のクリーニング店を洋服によって使い分けしてるかと思いますが・・


利用頻度は良い服を依頼するお店の方が少ないかもしれません。


そのお店は家から遠いかもしれません。


そのお店は料金が高いかもしれません。


でも


その店じゃないとダメかもしれません。


その店は個人店であれば・・担当者はいつも同じ人ですよ。


皺と膝の型崩れに目を奪われていましたが、お客様のご要望は染み抜きです。


正座してる状態で大量のビールをこぼしてしまったとの事。


広範囲に輪染みが出来ていました。


素材的にもブランド的にも洗濯絵表示的にも水洗いはNG


でも


ドライクリーニングでこれが取れるとは思えません。


ドライクリーニングの良さを語ればもう長尺の動画になってしまう程良いところ沢山あります。


でも何か付いたかによってはちょっと苦手な場合も御座います。


水洗いもそうですよ。


水洗いで落ちやすい汚れや染み


ドライで落ちやすい汚れや染み。


それぞれ得意な事が違うのです。


そして何より大事なことがお客様がしてほしい事です。


依頼品はビールのシミが付いたのでそれを取って欲しい訳ですから、それが取れる方法でメンテナンスをしなければなりません。


例えそれが洗濯絵表示違反でリスクを伴うとしてもです。


色々心配な事はありますよ。


ストレッチ素材ですし、色も独特で染色の堅牢度(色の定着の強さ)も低そうだし・・


事前にこうすればこうなる。


を予測して、それを避けるには何を注意すればいいか・・


どんな手間をかければいいか・・


判断した内容でダメならどんな修正が出来るか


まで考えて慎重に丁寧に作業をさせて頂きました。


元々付いていたセンタープレスも消えていたので膝の型崩れとあわせて修正しましたし、シミも完全に綺麗になりました。


色も風合いもサイズも大丈夫です。




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