髭を剃る。
イタっ！
肌に傷を付けてしまい出血！
誰もが経験してるんじゃないでしょうか。
白無地のワイシャツに白のネクタイ。
結婚式ですよね。
そりゃ～髭は剃っていくでしょうよ。
傷ついたお肌のダメージは全然たいした事じゃない。
血は出たけどすぐ止まるだろうし絆創膏なんて貼ったらかえって目立つ。
しばし、ティッシュで押さえとけばOK
おめでとう～
お幸せに～～
あ～飲んだ。食った。
で帰宅して着替えたさいにシミを発見。
あ！やっぱ血が付いてシミになってたか。
あ～ よく見ればネクタイにも・・
ワイシャツには顎から
ネクタイには手から
って事で翌日クリーニングに出して下さいました。
血液のシミです。
と
染み抜きのご依頼。
何が付いた
何に付いた（アイテムと素材）
いつ付いた
この3点
血液
ワイシャツ（綿と化繊）とネクタイ（絹）
昨日
しかも、シミはごく僅か。
この条件であれば・・
このシミは
「100％取れます」
もし、この条件でシミが取れないのであれば・・
そのクリーニング店に「染み抜き」を依頼するのはやめておきましょう。
ワイシャツは取れたけど、ネクタイは取れなかった。
って場合もやめておいた方がいいですよ。
化繊混のワイシャツに関しては難易度もリスクも料金も低い染み抜きです。
そう！
おっしゃる通り。
家で自分で取れるシミです。
シルクのネクタイに関してはワイシャツと比較すれば難易度もリスクも料金も高くはなりますね。
え？
取れそうな気がするよね？
でもやめた方がいいです。
家で水洗い出来ないものの部分染み抜きはしない方がよくて・・
血液に限ったことではなく、シルクのネクタイの部分染み抜きを自分で家庭でやった場合の成功率は極めて低いです。
同じ日に同じものが付いたシミ。
しかも両方共に白無地。
でもアイテムと素材は違う。
シミが取れた状態でお渡し
って結果は同じでも染み抜きのやり方が違います。
血液の染みは必ずこう！
って感じではなく
血液の染みでシルクのネクタイなら必ずこう！
って訳でもなく
シミと生地の状態によって調整します。
シミの変化だけでなく生地や色やグロスの変化も見て「見極め」をしています。
最後に・・
どんなシミも時間が経ってしまうと落ちにくくなるんですが・・
血液の染みはその落ちにくさが別格です。
あんなに簡単に取れたシミがものすごく落ちにくくなってしまいますので放置はＮＧです。
速攻でご依頼下さい。