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家で洗ったバルトロがペシャンコに…「濡れたまま郵送」の危険性と、プロによる圧倒的ダウン復元劇。ノースフェイスの正しいメンテナンスとは?

山形の武田クリーニング、店主の武田信一です。


冬の相棒として絶大な人気を誇る、ザ・ノース・フェイスの「バルトロライトジャケット」。


その魅力はなんといっても、あのパンパンに詰まったボリューム感と圧倒的な保温性ですよね。


しかし、そのバルトロを「自分で洗ってみよう」と挑戦し、悲しい結果になってしまった……というご相談が後を絶ちません。


本日ご紹介するのは、まさにそんなSOSが全国から届いた事例の一つです。


■ 届いたバルトロは、別人のように「ペシャンコ」だった


今回お預かりしたバルトロは、一目見て「異変」を感じる状態でした。


バルトロ特有のオーラが消え、まるで中綿が入っていないかのように薄く、ペシャンコになっていたのです。


さらに驚いたのは、入荷時の状態です。 お客様がご自宅で洗濯され、乾ききらなかったため「濡れたまま」お送りいただいたのですが、これはプロの視点から見ると非常に、非常に危険な状態です。


■ 「濡れたまま郵送」が招く、取り返しのつかないリスク


なぜ濡れたまま送ってはいけないのか。


それは、密閉された輸送箱の中が「雑菌の温床」になるからです。


  1. 強烈な生乾き臭: 一度染み付いた雑菌のニオイは、通常の洗濯では落ちません。

  2. 黒カビの発生: わずか数日の輸送期間でも、湿気と温度があればカビは一気に繁殖します。特に黒カビは生地の奥まで根を張るため、完全除去が極めて困難になります。


今回は幸い無事でしたが、大切な一着を救うために、プロに送る際も必ず「しっかり乾燥させてから」お送りいただくよう、強くお願いしております。


■ 「家で洗える」という表示の罠


バルトロのケアラベルを見ると「水洗い可能」の表示があります。 しかし、その下には「家庭用洗濯機の使用はお避け下さい」との注意書きも。


ゴアテックスを搭載し、これだけ大量のダウンが詰まった複雑な構造を、ご家庭の洗濯機でコントロールするのは至難の業です。


中綿が「ダウンだんご」になって固まってしまうと、ただ干すだけでは元のボリュームには戻りません。


また、バルトロの表面生地は非常にデリケートです。


面ファスナー(マジックテープ)が少し触れただけで生地が毛羽立つほど脆化しやすいため、機械力の調整を誤れば、汚れは落ちても「生地の寿命」を縮めることになります。


■ 私は「洗濯アドバイザー」ではありません


よく「家で洗うコツを教えて」と聞かれますが、私は具体的にお答えしません。


なぜなら、私は「特殊な機材・薬剤・技術」を駆使するプロのクリーニング師だからです。


環境が全く異なるご家庭の洗濯機に対して、中途半端なアドバイスをして、お客様の大切な一着をリスクにさらしたくない。


それが私の誠実さだと思っています。


趣味でコーヒーを豆から焙煎して楽しむように、手間暇をかけること自体を楽しめるなら良いでしょう。


しかし、「確実に、綺麗でパンパンな状態で着たい」のであれば、そこは私たちプロの出番です。


■ 圧倒的なビフォーアフター:バルトロ本来の姿へ


ご覧ください。適切なプロのウェットクリーニングと、ダウンを一本一本解きほぐすような復元工程を経て、バルトロが本来の圧倒的なボリュームを取り戻しました。



清潔さはもちろん、軽さと暖かさも100%リセット。


「もうダメかも…」と諦める前に、ぜひ山形の武田クリーニングにご相談ください。


【お問い合わせ方法】 お問い合わせはLINEが一番スムーズです。

  1. お洋服全体の写真

  2. 汚れ箇所の写真

  3. 洗濯表示タグの写真 この3枚を送っていただければ、私、武田が一点ずつ責任を持って診断しお伝えします。

全国対応。あなたのバルトロ、もう一度「主役」に戻します。

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