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昔ながらの見た目の良さは残しつつ機能性の良い素材でイージーケアな衣装に変ればいいのに




スーツを4組お預かりしました。


同じ人が着る服なのにサイズが違う。


そして


素材も違う。


体型の変化と共に買い換える事になったスーツ



「今」の体型にあわせて買ったスーツの素材は化繊が混紡されています。


「前」の体型で買ったスーツはスーパー100’sのウール100%です。


どうして「今」の体型でウール100%にしなかったの?


そんな質問はしませんよ。


でも、そうなるよね!


って思いますよ。


化繊混を感じさせない様なウールライクで高見えしつつ・・


圧倒的にしわになりにくく、スラックスのセンタープレスも消えにくい。


見た目のカッコよさはそのままに・・


素材感の良さもそのままに・・


動きやすく


軽く


メンテナンス性もよくなっていて・・


しかもウール100よりお安い。


スーツと言えばウール。


ウールの中でも細番手を好んで着てたのは、今よりウエストが10cmぐらい細かった頃。


そうなんですよ。


トレンドの変化に伴うシルエットの変化だけでなく・・


需要の変化に伴う素材の変化はものすごいです。


天然繊維の良さは知ったうえで・・


積極的に最新の化繊を選ぶのはおおいにアリです。


繰り返しになりますが、「スーツと言えば素材はウール!」


ウール素材にこだわる人を否定するつもりはありません。


間違いなくウールのスーツはいいです。


ただ・・


化繊の進化は凄いです。


最新の化繊は天然素材より優れた部分が沢山あります。


ファーじゃなくて、フェイクファー。


レザーじゃなくて、フェイクレザー。


天然に似せて作られた人工素材に「フェイク」ではなく、別の呼び名が付くようになりました。


どんどんこれからも進化し化繊のイメージはよくなると思います。


もちろん、天然素材がなくなる事はないでしょうけど・・


「下着は汗を吸うように綿じゃないと」


なんて高齢者が減る頃には・・


高齢者が着る肌着もUNIQLOで言うところのエアリズムとかヒートテック等の高機能素材製品に全て変わってる可能性がおおいにあると思います。


そのころになれば・・


お祭りの衣装も化繊でメンテナンス性の良いものになってるかもしれませんね。

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