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【アークテリクス】洗っても落ちない襟の黒ずみは手遅れ?ゴアテックスの「接着樹脂の染み出し」とパタゴニアとの決定的な違い
いつも当店の実績をご覧いただきありがとうございます。シミ抜き武田クリーニングです。 冬の主役としてはもちろん、梅雨時期のレインウェアとしても大活躍する高機能アウター。しかし、お気に入りの一着を長く着ていると、どうしても避けて通れないトラブルがあります。それが「襟元の黒ずみ」や「濡れたように濃くなってしまったシミ」です。 当店にも毎日のように「これ、綺麗になりますか?」とたくさんのお問い合わせをいただきますが、実はこの襟元の黒ずみには、プロの目から見ると非常に残酷な「境界線」が存在します。 今回は、YouTube動画とも連動しながら、「どれだけ古くても劇的に綺麗に落とせるケース」と、「どれだけ新しくても絶対に直らないケース」の決定的な違いについて、素材の構造から詳しく解説します。 同じに見える「黒ずみ」にある2つの原因 結論から申し上げますと、アウターの襟元が濃くなる原因には「外部要因」と「内部要因」の2種類があります。 外部要因: 生地の上に汗、皮脂、油汚れなどが乗っかっている状態 内部要因: 生地の内側で素材(樹脂など)が化学反応を起こして変質

武田信一
6月2日読了時間: 5分


クリーニングしたのにクローゼットで浮き出る「謎の茶色いシミ」の正体とは?シアサッカージャケットの酸化シミ抜き事例
お気に入りの一着を久しぶりにクローゼットから出してみたら、身に覚えのない茶色のシミができていてショックを受けた……そんな経験はありませんか? 「こんなシミ、あったかな?」 「なかったはずだけど。このシミ、なんだろう? 珈琲? お醤油?」 今のシミの色を見ると、過去に珈琲やお醤油をこぼした経験から、「そんな汚れが付いたのかな」と思ってしまいますよね。でも、もうね、いつ何が付いたかなんて分からないんですよ。 ただ、収納する際にこの色のシミがあったかと言われれば、絶対に「なかったはず!」ですよね。だって、こんなシミがあったら着られないし、いつでも着られる状態だと思って収納したはずですから。 結論から言うと、これはすべて「収納中に出来たシミ」なんですよ。 なぜ洗ってから仕舞ったのにシミができるのか? 正確には、収納前についていたシミや汚れが、「当時は目に見えなかった」だけなんです。 見えないってことは、私たちは「シミがない」「キレイだ」と判断するのが当たり前。それは、ご家庭で洗った服も、クリーニングに出した服も同じです。洗う前にシミがないなら、洗った後も

武田信一
5月27日読了時間: 4分


1950s POWR HOUSE 101|ヴィンテージデニムの「汚れ」を剥ぎ取り、真のインディゴを蘇らせる。
山形県天童市で「シミ抜き武田クリーニング」を営んでおります、武田信一です。 ヴィンテージ古着を愛するすべての方に、一度立ち止まって考えていただきたいことがあります。 ショップで手にしたそのデニムの「色」。それは本当に、年月が刻んだ「風合い」でしょうか? 実は、その正体の多くは、何十年分もの他人の汗、皮脂、そして酸化した油分が重なった「薄汚れ」です。100歩譲って自分で付けた汚れなら愛着も湧くでしょう。しかし、見知らぬ誰かの汚れを「味」として受け入れ、不衛生なまま身に纏うことに、どこか違和感を抱いてはいませんか? 「汚れを完全にリセットして、自分だけの歴史を刻み始めたい。でも、貴重なヴィンテージの価値は絶対に損ないたくない」 今回、そんな切実な葛藤を抱えたお客様からお預かりしたのは、1950年代のストアブランド最高峰「POWR HOUSE(パワーハウス) 101」のデニムジャケットです。 ■ 職人として下した「断言」 お預かりした際、私はお客様にこうお伝えしました。 「今の状態を保つことと、劇的に綺麗にすることを両立させることは、物理的に叶いません

武田信一
5月8日読了時間: 2分


10年前のノースフェイス・パープルレーベルを復活させる!ベイヘッドクロスのエイジングとシミ抜きの極意
こんにちは。 山形県天童市で「シミ抜き武田クリーニング」を営んでいる武田信一です。 今回、全国から届くご依頼の中からご紹介するのは、2013年製のTHE NORTH FACE PURPLE LABEL(ノースフェイス・パープルレーベル)のダウンジャケットです。 型番は「ND2367N」。 今から13年も前のモデルですが、色褪せない魅力を持つ一着です。 1. 代官山の風を感じる「オシャレな人のためのノース」 パープルレーベルといえば、代官山のショップ「nanamica(ナナミカ)」がプロデュースする限定ライン。 「代官山」……。山と田畑に囲まれた山形暮らしの私には、まさにパワーワードです。 行ったことはありませんが、名前はよく知っています。 本家ノースフェイスは本来ゴリゴリのアウトドアブランドですが、今やファッション性の高いオシャレ着として、タウンユースメインの人が多くなりました。 ここ山形の冬でも、外出すれば見ない日はないほどです。 でも、パープルレーベルは別物ですね。 本当に服が好きで、こだわりを持つオシャレな人しか選ばないブランドだと思います

武田信一
3月11日読了時間: 4分


【パタゴニア・パフジャケット】家で洗っても落ちない「20年前の皮脂シミ」をプロが劇的に蘇らせる。
最近の服選びの基準は、何と言っても「家でメンテナンスができること」ではないでしょうか。 ウールのセーターではなくフリース、ダウンジャケットではなくこのパフジャケットのような化繊インサレーション。 「クリーニング代はもったいない、でもオシャレな服を清潔に着たい」 この考え方は、もはや今のファッションの主流と言えるかもしれません。 特にパタゴニア(Patagonia)に関しては、現行品よりも古着が断然オシャレだと、あえて20年、30年前のアーカイブを探して愛用する方が非常に増えています。 今回お預かりしたのは、 2002年製のパフジャケット 。 後の米軍向けライン「MARS」を彷彿とさせる、無骨なコヨーテブラウンがたまらない一着です。アメカジ好きや軍物好きにとっても、代えのきかない名作と言えるでしょう。 古着特有の「罠」と、家庭洗濯の限界 オーナー様はこの一着を古着で購入され、化繊だからとまずはご自身で洗濯されました。 しかし、襟元やフード周りを動画で見てください。 20年の時を経て繊維の奥底で酸化し、固着してしまった汗や皮脂のシミ。...

武田信一
2月22日読了時間: 2分


ECWCS GEN3 Level 7(レベル7)のロフト復元とメンテナンス術。プリマロフトを「しぼんだ風船」から「マシュマロ」へ復活させる方法
冬のミリタリーウェアの頂点、 ECWCS GEN3 Level 7(エクワックス・ジェンスリー・レベルセブン) 。 通称「マシュマロスーツ」や「ハッピースーツ」と呼ばれるこのアウターは、米軍の極寒地用レイヤリングシステムの最終レイヤーとして、圧倒的な防寒性能を誇ります。 しかし、中古市場で手に入れた「Small-Short」などのゴールデンサイズを手に取った際、「思ったよりボリュームがない」「シルエットがイメージと違う」と落胆される方が少なくありません。 今回は、数多くのLevel 7をメンテナンスしてきた武田クリーニングの視点から、「なぜLevel 7はヘタるのか」 そして 「どうすれば本来の性能を取り戻せるのか」を徹底解説します。 1. エクワックス・レベル7の核「プリマロフト」の宿命 Level 7の中綿には、米軍の要請で開発された人工羽毛**「PRIMALOFT®(プリマロフト)」**が採用されています。「羽毛に代わる素材でありながら、水に濡れても保温力を失わない」という画期的な特性を持っています。 しかし、このプリマロフトにも弱点があり

武田信一
2月4日読了時間: 3分


【染み抜き事例】BOURRIENNE(ブリエンヌ)白シャツの黄ばみリセットと、プロが教える「究極のアイロン術」
こんにちは、山形の武田クリーニングです。 「お気に入りの白シャツ、最近なんだか黄ばんでる気がする……」 「家でアイロンをかけても、どうしても新品のようなパリッと感が戻らない」 そんな悩みをお持ちではありませんか? 今日ご紹介するのは、フランス・パリのシャツ専門店**『BOURRIENNE(ブリエンヌ)』**の逸品です。 国内ではトゥモローランド(TOMORROWLAND)などの感度の高いセレクトショップで扱われているこのブランド。 白シャツを愛する人なら、その独特なディテールと上質なコットン100%の生地感に、一度は袖を通したいと思わせる名品です。 しかし、名品であればあるほど、メンテナンスは難しくなります。 1. 服の「品格」を殺してしまう黄ばみの正体 今回お預かりしたブリエンヌ。 背面には繊細なギャザー、フロントはスッキリとしたスタンドカラーのプルオーバー。 まさに「洗練」を形にしたようなシャツですが、その状態はかなり深刻でした。 襟元の蓄積した黄ばみと黒ずみ 袖口や脇の下の皮脂汚れ 身頃に点在する原因不明のシミ 全体的に発色が悪くなり

武田信一
1月23日読了時間: 4分


【奇跡の復元】大事な人が遺したバーバリー トレンチコートの酸化カビ・黄ばみを完全除去!|店主・武田信一が語る「信用」と「攻守の技術」
👔 山形・全国対応の特殊クリーニング店、武田クリーニング店主の武田信一です。 「もうダメだろう」「他店に断られた」—そんな風に諦めていた大切な一着に、再び命を吹き込むことが、私の使命です。 当店の技術と哲学をご紹介する事例として、今回は、非常に難易度の高いバーバリーのヴィンテージトレンチコートの復元事例をご紹介します。 ■ 依頼品の背景:『遺してくれた』コートの重み 今回お預かりしたこのトレンチコートは、お客様にとって特別な存在でした。なぜなら、「大事な人が遺してくれたコート」だからです。 単に「もらった」ではない、「遺してくれた」という言葉の重み。それは、このバーバリーという名品が、流行や性別を超越し、世代を超えて受け継ぐにふさわしい 普遍的な価値 を持っている証拠です。 着たい。でも、今の状態では着られない。そんなお客様の葛藤を、私は服と一緒にお預かりしました。 ■ 依頼品の現状:プロも頭を抱える「難易度MAX」の汚れ お預かり時の状態は、プロの目から見ても非常に深刻でした。 全体のひどい黄ばみ: 長年の保管による経年変化で、生地全体が黄

武田信一
2025年10月26日読了時間: 4分


【古着は妥協しない!】メルカリで買ったアクアスキュータムのコートを「最高の一着」に蘇らせた着る前洗いフルメンテナンス事例
こんにちは、武田クリーニングです! いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。 今回は、フリマアプリで購入された アクアスキュータム(Aquascutum)のグレンチェック・バルカラーコート を題材に、私たちが提供する**「古着の着る前洗い」フルメンテナンス**の劇的な効果をご紹介します。 長時間の動画解説をぎゅっと凝縮したYouTube動画もぜひご覧ください。 ▶️ こちらの動画で事例を詳しくご紹介しています(動画時間 7:00) ■ 誰もが共感する「古着購入の壁」 メルカリ、ヤフオク、フリマサービス…今や、服を中古で買うのは当たり前の時代です。新品には手が届かない、あるいはデッドストックの掘り出し物を見つけたい、そんな思いで古着を探すのは非常に魅力的です。 しかし、購入者の皆さんが共通して抱える「壁」があります。それは、届いた服を開封した瞬間の「ちょっとがっかり」です。 写真ではわからない、 古着ならではのマイナス要素 が、せっかくの買い物を台無しにしてしまうのです。 特にご相談が多いのが、以下の3大マイナス要素です。 望ましく

武田信一
2025年10月14日読了時間: 4分


ノースフェイスのマウンテンライトジャケットの「剥離(はくり)」が起きた原因 洗わなくてもファブリーズすればOK?そのファブリーズでまさかのシミに!
こんにちは。武田クリーニングです。 今回は、たくさんの方からご相談をいただく ノースフェイス の マウンテンライトジャケット を事例に、 ゴアテックス のお手入れについてお話しします。 「自宅で洗いたいけど失敗しそうで怖い」「クリーニングに出したいけどどこがいいかわからない...

武田信一
2025年8月27日読了時間: 3分


ゴアテックスウェア「洗わない」習慣からの脱却と「洗う」ことへの意識改革 洗濯は汚れを落とすだけでなく、ゴアテックスの機能を維持し、寿命を延ばすためのメンテナンスです
ゴアテックスウェアを長く快適にご愛用いただくために意識してる事や具体的にやってる事はありますか? 今日の事例のアークテリクスは首周りと襟に汗や皮脂によるシミがあります。 これは生地の表面に付いた汚れ。 洗えば改善する可能性があります。...

武田信一
2025年6月15日読了時間: 4分


長年放置したバーバリーの襟シミも諦めない!徹底除去で蘇らせるプロの技
「大切なバーバリーのトレンチコート、襟のシミが気になるけれど、もう無理かな…」そう思っている方もいるかもしれません。今回ご依頼いただいたお客様も、まさに同じようなお悩みを抱えていらっしゃいました。 長年の悩みを抱えたバーバリーのトレンチコート...

武田信一
2025年6月7日読了時間: 3分


夏に最適 シアサッカージャケット 諦めかけた汚れの復活 染み抜き クリーニングBefore&after
皆さん、こんにちは! 今日は、これからの季節に大活躍する、シアサッカー素材のジャケットのメンテナンス事例です。 この独特の生地感。ポコポコとした凹凸が特徴的なシアサッカーは、肌への接触面が少なく、風が通り抜けるので、夏に最適な素材です。...

武田信一
2025年6月2日読了時間: 4分


クリーニング保管サービスの知っててほしいこと 注意点 デメリット
季節柄クリーニング店を利用する方が多いです。 実際にお店に行って依頼して、またお店に取りにいく。 そんな依頼の仕方だけでなく・・ まとめて箱に入れて送る。 クリーニングだけでなく、長期保管もしてもらう。 なんて利用の仕方もございますよね。...

武田信一
2025年4月19日読了時間: 4分


無印のダウンベスト クリーニングBefore&after
めちゃくちゃ寒い時しか出番のない厚手のダウンより、四六時中使える薄手のダウンが優秀過ぎる。 って事で 今日の事例は無印良品「軽量ダウンノーカラーベスト(帯電防止裏地)」です。価格は3990円 安いと思います。 軽いです。 中綿のダウンの量は少ないけど暖かいそうです。...

武田信一
2025年4月6日読了時間: 3分


安くてきれい!がうれしいけど、過度に期待するとガッカリします。クリーニング業界の真実 汗染み 黄ばみ 当店染み抜き成功事例Before&after
他店さんの作業内容は知る由もありませんが、クリーニングに出しても黄ばみが取れなかったって話をよく聞きます。 生産性を重視した定額制のクリーニング加工サービスは低料金なので利用してる方は多いですが、そもそも黄ばみを取るために必要な手間をかけてないと言うか・・...

武田信一
2025年3月7日読了時間: 3分


家で洗えるけど漂白するのが不安な服 白TやポロシャツやYシャツの黄ばみの改善当店事例Before&after
綿素材100%の白い服。 バーバリーのYシャツとギャルソンのポロシャツとTシャツ 全て同じお客様からのご依頼です。 大学時代 バイト代はほぼ全て服につぎ込んでいたとの事。 今は社会人となり・・ 収入も増え 他の事にもお金が必要でしょうし 服にだけ 好きなだけ...

武田信一
2025年3月5日読了時間: 3分


ケアラベルの傷はクリーニング店のタグを付ける際に出来たホチキスの針の痕です クリーニングに出しても収納中に黄ばんでしまう服の黄ばみ取り成功事例Before&after
今日から3月です。 季節は春です。 冬服を収納しようと洋服を整理中に去年気に入って着てた夏服が黄ばんでるのを発見。 あ~~そう言えば洗ってなかった! でも・・・ 収納する前は黄ばんでなかった。 だから洗わなくて良いと思ったんだけどダメだったか! 確かに・・...

武田信一
2025年3月1日読了時間: 3分


検品はめちゃくちゃ大事 相互確認が完璧に出来てこそ最善のメンテナンスが出来る ビンテージ古着の着る前洗い 染み抜き 汚れの首輪 染み抜き クリーニング 成功事例 Before&after
検品って言うと・・ お客様からお預かりした服をメンテナンスさせて頂く際に僕がやる作業だと思われがちですが・・ 実は お代を支払ってメンテナンスを依頼して下さるお客様自身がやって頂く作業として 物すごく大事です。 何度も同じことを言ってますが・・...

武田信一
2025年2月9日読了時間: 4分


ポールスミス カラーステッチシャツ 全体的な黄ばみと部分的な変色染み 染み抜き成功事例Before&after
クリーニング済みでこれなんです。 だからずっと着てないんですよ。 現状では着る事が出来ない服。 でも 捨てるなんて出来ない服。 着る事が出来ない理由が自分自身の体型であるならば・・ それは僕に相談する人なんかいませんよ。 シミが汚れが原因であれば是非ご相談ください。...

武田信一
2024年12月22日読了時間: 3分
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