ヴィンテージや古着のチャンピオンが大好きで沢山持ってる方。
慢性的に探していて、チャンスがあれば購入し、コレクションしてる方。
まだ持ってはいないけどこれから買う予定の方。
是非今日の動画を最後まで観てください。
うそだろ？
ってぐらい綺麗になっています。
同じようにお客様のお宝も綺麗になる可能性が大いにありますよ。
今日の事例はダブルフェイスです。
かなり厚手の生地が二枚になってます。
大きくて重たい。
そして・・
古い。
プロダクツタグが付いているので1967年～1971年製造だと思います。
僕と同じ年代です。
55年ぐらい前のパーカーです。
チャンピオンは「CHAMPION KNITWEAR CO., INC.」から「CHAMPION PRODUCTS INC.」に社名を変更します。
タグの表記も「PRODUCTS INC.」へ改められたことから、プロダクツタグと呼ばれています。
全部ネット情報です。
古着 ヴィンテージのチャンピオン好きの方には
釈迦に説法ですね。
全体的な汚れや部分的なシミはいつ何がついかかわからない状態でしょう。
同じ日に同じ原因で付いたシミや汚れと言うより・・
洗わないで長く着続けた事が伺い知れるのはシミや汚れだけでなく、臭いや手触り、それと黄ばみの状態でも容易にわかります。
それにしてもダメージが凄い。
お直ししてある部分もありますが・・
お直しした方が良さそうな部分の方が多いです。
でもね
このぐらいのダメージなら・・
全く問題ないと言うか・・
むしろかっこいいんじゃないでしょうか。
プリントの状態も良いしタグの文字もしっかり見えるし・・
これはなかなかいいものをお求めになられたと思います。
シミ
汚れ
黄ばみ
二オイ
手触り
全部ゼロにしますよ。
油性のシミ（皮脂や飲食に伴うシミやその他）
水溶性のシミ（汗や飲食に伴うシミやその他）
不溶性のシミ（埃や排ガス等）
色素のシミ（酸化して黄変色したシミやその他）
全部付いています。
油性
水溶性
不溶性
黄ばみ
どれか一つに効果的な作業をすれば全部まとめて綺麗になると楽なんだけど・・
そうじゃありません。
それぞれの染みや汚れにあわせて効果的な作業を繰り返す必要があります。
シミや汚れが取れないのであればどんどん部分染み抜きをきつくするか・・
洗浄力をあげて全体処理をするしかありません。
どんな染み抜きにもリスクは伴います。
Beforeよりafterが悪くなってしまう事なんて・・・
私もお客様と同じで全く望んでいません。
しかしリスクの全くない優しくデリケートなケアではもう気になってるシミや汚れを取
る事は不可能です。
ハイリスクな作業をすれば・・
必ずシミが取れる訳でもないのですが・・
当店は成功報酬制で染み抜きをさせて頂いてるので、望ましくない変化の兆しを感じな
い（気付かない）場合、シミが取れるまでとことん作業を続ける事になります。
沢山の薬剤がありますし・・
どんな薬剤を使うとか
温度濃度時間の組み合わせとか
綺麗にするためのプロセスは無限にあります。
弱い薬剤を強く使う場合もあれば、強い薬剤を弱く使う場合もあり・・
また複数の薬剤を濃度調整して混ぜる場合もあります。
シミはなに「が」ついかかより
なに「に」付いたかによって凄く差があって・・
依頼品の場合
稀少性の高いヴィンテージです。
USED市場でも大変な人気の高額商品です。
経年変化としての自然な感じのエイジングが今以上に進行しない事を意識しつつも洗浄
力を重視する。
そんな矛盾した作業になります。
プリントの状態やタグの文字以外にも意識する部分は沢山あります。
シミを取るための手間だけでなくリスクを低くする手間をかける必要もあります。
いきなり洗浄力を重視して丸洗いできるわけではありません。
ぶっちゃけ古いチャンピオンは数えきれないほどの事例がありますのでめちゃくちゃ得意です。
YouTube観てピンと来た方は是非概要欄に記載してあるＨＰも観て下さい。
ＨＰと言ってもご利用ガイドなんですが・・
お電話でもＬＩＮＥでもお問い合わせフォームでもお好きな方法でお気軽にお問い合わせ下さい。
お問い合わせとかお見積りは無料です。
お問い合わせしたから必ず送らなないとダメな訳でもないですし・・
送ったら必ず作業をしなければならない訳でもないです。
公開してる事例と同じようにシミ汚れゼロのきれいなチャンピオンになる可能性が十分あると思いますよ。