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【パタゴニア・ダスパーカ復活】2009年製ゴールデンパームの酸化臭と重度な黒ずみを「フルリセット・メンテナンス」で救う。
山形県天童市で「一点入魂」のメンテナンスを行っております、シミ抜き武田クリーニングです。 今回ご紹介するのは、パタゴニア(Patagonia)の伝説的な名作インサレーション、2009年製のダスパーカ「ゴールデンパーム」の修復事例です。 15年以上前のヴィンテージアイテムですが、その希少性ゆえに「また気持ちよく着たい」という切実な想いと共に、全国から多くのお問い合わせをいただくモデルでもあります。 お預かり時の深刻なコンディション お預かりした際、お写真は拝見しておりましたが、実物の状態は想像以上に「やりがいのある」ものでした。 蓄積された黒ずみ: 裾、袖口、襟元、フード周り。長年の着用で皮脂が層になり、生地本来の色が見えないほどの黒ずみが全体を覆っていました。 強烈な酸化臭: 最も深刻だったのがニオイです。中綿(プリマロフト)の繊維一本一本に酸化した脂が染み付いており、常温でもはっきりと分かるほどの異臭を放っていました。 パーツの劣化: 2009年製という歳月により、ポケットのプラスチックパーツは消失・欠損。洗浄の負荷でダメージが進むリスク

武田信一
4月22日読了時間: 3分


他店で断られたバーバリーのシミ、諦める前に見てください。入園式に間に合わせた「白」の奇跡。
こんにちは。山形の シミ抜き 専門店、武田クリーニング店長の武田信一です。 「お気に入りの服に、身に覚えのない黄色いシミが無数に浮き出てきた……」 「クリーニングに出したけれど、『これ以上は生地を傷めるので無理です』と返ってきてしまった」 そんな経験はありませんか? 今回ご紹介するのは、まさにそんな「絶望的」な状況から復活を遂げた、2017年製のバーバリーのセットアップとコートの事例です。 1. 依頼品の状態:無数に広がる「酸化したシミ」の恐怖 お客様からご相談いただいたのは、真っ白なバーバリーのセットアップ。 お写真を拝見した瞬間、その難易度の高さに身が引き締まりました。 状態: 全体にドット状の黄色いシミが無数に固着。 原因: 保管中に皮脂や湿気が酸化し、繊維の奥深くまで入り込んだもの。 素材: 綿とポリウレタンの混紡素材。 実は、この「ポリウレタン」という素材が曲者です。製造から時間が経過すると「加水分解」という劣化が進むため、多くのクリーニング店ではリスクを恐れて強い染み抜きを断ります。 2. お客様の想い:「子供の入園式に、この服

武田信一
4月19日読了時間: 4分


【2005年製パタゴニア・ダスパーカ】古着購入後に潜む「カビ」の衝撃。洗ってから直す、ビンテージ再生術。
はじめに:中古のダスパーカ、その「清潔さ」を疑ったことはありますか? パタゴニア(Patagonia)の冬の象徴であり、今なお熱狂的なファンを持つ「ダスパーカ(DAS Parka)」 。 今回、私のもとに届いたのは、お客様が中古市場で手に入れられたばかりの 2005年モデル(Style: 84096F5)です。 20年前のアイテムとは思えないほど、オレンジとボルドーのカラーリングが鮮やかな一着。一見すると「当たり」の古着に見えますが、プロの目で見診すると、そこにはビンテージ特有の「宿命」と、そのまま着るにはあまりにリスクの高い「真実」が隠されていました。 衝撃の事実。フードの奥に潜んでいた「カビ」 今回のメンテナンスで最も衝撃的だったのは、フードの縁の感触でした。 指で探ると、中で何かが砕けている感触。取り出してみると、劣化しバラバラになったプラスチックパーツが出てきました。 そして、その破片には「びっしりとカビ」が付着していたのです。 20年という歳月、密閉された空間で湿気を吸い込み、育ち続けてきたカビ。このカビの胞子が、着用した時に後頭部にあ

武田信一
4月11日読了時間: 4分


カナダグースの寿命を縮めていませんか?購入後一度も洗っていないダウンを「しまい洗い」するべき本当の理由
こんにちは。山形県天童市でシミ抜きと衣類のメンテナンスを専門に行っております、 シミ抜き武田クリーニング です。 今日から4月。 山形も少しずつ春の気配が漂い始め、冬の間活躍したダウンウェアを片付ける時期がやってきました。 さて、皆さんのクローゼットにあるそのダウン、そのまま眠らせようとしていませんか? 「今年はあまり汚れなかったし、来年でいいか……」 そんな風に「先延ばし」をしてしまうお気持ち、実はよくわかります。 ダウンを洗いたくない理由、洗わなくていい理由 クリーニング代は決して安くありませんし、出しに行く手間もかかります。 目で見て汚れがなければ「まだ大丈夫」と自分に言い聞かせたくなるものです。 中には、除菌消臭スプレーだけで「洗ったつもり」になっている方もいらっしゃるかもしれません。 でも、本当にそれは「愛着ある一着」にとって正しい選択でしょうか? 【事例】一度も洗わなかったカナダグースの末路 今回ご紹介するのは、レディースのカナダグース。 購入してから数シーズン、一度もクリーニングに出したことがなかったという一着です。...

武田信一
4月1日読了時間: 3分


【保存版】バーバリーのトレンチコート、諦める前に見て。10年放置のカビ・酸化による変色を完全復元
「大切にしすぎた」からこそ起こる、クローゼットの悲劇 こんにちは、 シミ抜き武田クリーニング 店長の武田信一です。 今回ご紹介するのは、誰もが憧れる一生モノの服、 バーバリー(Burberry)のトレンチコート です。 お客様からお預かりしたこのコート、一目見て「本当に大切にされていたんだな」と感じました。しかし、皮肉なことに、あまりにも大切に収納しすぎた結果、着ていない間にも収納環境でカビが発生し、汚れが酸化して茶色く変色してしまっていました。 「久しぶりに着ようと思ったら、シミだらけだった……」 「クリーニングに出したはずなのに、落ちていない……」 そんな絶望を抱えて当店に辿り着くお客様は、実はとても多いのです。 なぜバーバリーは「一生モノ」なのか? バーバリーのトレンチコートは、単なるブランド品ではありません。 時代を超越したデザイン: 数十年前のモデルでも、現代のトレンドに全く引けを取りません。 卓越した耐久性: 親から子へ、そして孫へ。世代を超えて受け継ぐことができる数少ない服です。 性別も年齢も問わない: 誰が着てもその人の品格

武田信一
3月22日読了時間: 3分


パタゴニア「ダスパーカ」ゲッコーグリーンの復活劇!24年前のヴィンテージ古着をフルリセット・メンテナンス
はじめに 山形県天童市の「シミ抜き武田クリーニング」店長の武田信一です。 本日ご紹介するのは、アウトドアウェアの名作中の名作、2002年モデルのパタゴニア(Patagonia)ダスパーカ。 カラーは伝説の「ゲッコーグリーン」です。 ネットで当店の事例を見てくださったお客様が、古着屋で購入されたばかりの貴重な一着を託してくださいました。 24年の歳月が刻んだ汚れやダメージを、どのようにリセットしたのか。その舞台裏を詳しくご紹介します。 「やっと手に入れた一着」だからこそ、諦めたくない。 「自分にぴったりのサイズで、憧れのカラーを見つけた!」 古着ファンにとって、これ以上の喜びはありません。 しかし、手に取ってみると現実は厳しいものです。 全体に広がる黒ずみや油汚れ 古着特有のツンとする酸化臭 中綿が潰れてペシャンコになったボリューム(ロフト) 「このまま着るのは、ちょっと無理かもしれない……」 そんな不安を抱えて当店にご相談いただくケースが非常に増えています。 今回も、そんなお客様の願いを叶えるべく、持てる技術のすべてを注ぎ込む「フルリセット・メ

武田信一
3月15日読了時間: 3分
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